パリ・ モデナジャパン初日にメカニックサポートとして758ヒュエズ105仕様の完成車のテストを兼ねて参加してきました。
普段仕様しているキシリウム125に近い感覚で試乗したかったの で、ホイールのみマヴィックキシリウムプロSLにピレリP0 VELOタイヤを装着。
生憎の雨模様でしたが、 気温はさほど低くなく鎌倉の大仏前で記念撮影をしてから小田原を 目指します。
元はマセラティ本社と、 LOOK本社の共同で開催されたイベントですが、 今年の6月に本国開催時に参加された、 片山右京氏ご本人も同行して頂きました。
皆メンバーはそれなりに健脚で、のんびりサイクリングではなく 推定200ワット以上の巡航ペース、 登りでは300ワット前後のイメージで淡々と進行します。
路面は比較的良好なコースですが、 乗鞍で投入した785ヒュエズRSに比べると非常にマイルドな乗り心地です。
105完成車の価格がRSフレームより安いので、 比較するのは酷かと思いましたが、 トータルバランスはむしろRSより完成車用ノーマルのほうが優れており、ホイールさえアップグレードすれば十分にレースでの仕様に耐えうる性能です。
軽快さやレスポンス、 剛性はRSより劣りマイルドな乗り心地ですが少々スパルタンなRSより衝撃吸収性は優れています。
箱根を目指すメンバーとは小田原でお別れし、 単独で向かい風の海岸線を鎌倉まで走行しましたが、とにかく疲労感が少なくスムーズなフィールです。
下りのスタビリティや衝撃吸収性は、 レーシーな味付けのRSに分がありますが、価格との性能対比で考えると、 完成車用の785ヒュエズは驚愕に値する性能です。

悪条件下や、長距離ライドでしたら視界も良好で、フラックスによる優れた振動吸収性を持つ765や765HMの方が快適ですが、良好な路面でのファストライドなら、785の方が適しています。
平地やレースでのスピード追求は795、 ヒルクライムやエリートレーサーには785RS、 ホビーレーサーには785ノーマル、荒れた路面やツーリングには765と、LOOKのラインナップは用途を明確にしています。
一台で何でもこなせる万能モデルも魅力的ではありますが、 コースや状況に応じて最適なバイクを選択できた方が、 より速く快適にライドを楽しむことが出来ます。


LOOK OFFICIAL SITE  ユーロスポーツインテグレーション